そうだ京都に行こう 先斗町
京都を訪れるのは、エクシブ京都編、サンメンバーズ京都編を合わせると6回目となりますが、大抵ホテル内での食事をご紹介する事が多くなるのと、お酒が飲めなくなる事などの理由で京都の夜の街をご紹介する機会がなかなかありませんでした。
どちらの寺社仏閣も大抵17時で閉園となるので、クラベールブログの読者の方でも、夕方になるとホテルステイを楽しむという方も多いのではないでしょうか。ただ、そうなると京都の夜の街を楽しむ事なく京都観光を終える事になるので、それもまたもったいないような気もします。夜の京都で食事を楽しむとなるとどこがオススメなのでしょうか。クラベールは全く詳しくありませんが、豪華で特別なディナーとなると貴船、舞妓さんをみてみたいというなら祇園、ちょっと雰囲気も味わいたし、財布に優しく行くなら先斗町あたりなのかと勝手に思っていますが、関西の人からすると笑われそうな気もします。
やはり京都でのディナーはサンメンバーズ京都嵯峨前のほあんほあん一択なのかもしれません😆もちろん、今回は貧乏旅行なので財布に優しそうな先斗町を選択するのですが、十二分に京都の夜の雰囲気や風情を味わう事が出来るエリアかと思われます。
そんな先斗町でふらっと入ってみたのがこちらの京野菜とおばんざいのお店すいしん。リーズバブルな金額で京都のおばんざいなどが楽しめるお店で、ネクタイ姿のサラリーマンが多くいた事を考えると、観光客だけでなく京都の人にも愛されているお店なのかもしれません。そして何よりお財布にも優しい一人5000円ほどで素敵なディナーを楽しむ事が出来ます。
この先斗町(ぽんとちょう)ですが、どうなったらこのような名前になったのか不思議でならないので、ちょっと調べてみたのですがポルトガル後で橋の意味であるPONTEが語源という説や、昔は東側ばかりが栄え、西側が全く栄えなかったことから先斗(先ばかり)という意味で先斗町となった説などいろいろあるらしいのですが、なんとも心地よい響きの街である。
こちらの先斗町のすいしんさんですがコース料理で5000円〜、単品だと1000円前後となります。クラベールのように親子に限らず、ご家族でも十分お腹満たす事ができる良いお店かと思います。ちなみにこちらのお刺身2人前は2200円。ノンアルコールビールを飲んで2人で1万円ほどで食事ができます。
約150年前の幕末に勤皇と佐幕に分かれて抗争した志士たちが、この露地に身を潜めたり待ち伏せしたりしていたのではないだろうか?と想像しながら食事をするのも悪くないかもひれません。近藤勇、土方歳三、沖田総司に坂本龍馬などもこの先斗町の暗闇に紛れ込んでいたのかもしれませんね。ちなみに多くの方の頭の片隅にある池田屋事件はこの先斗町からすぐの所となります。
現在池田屋事件が起きた跡地は居酒屋チェーン店はなの舞池田屋跡地店となっていますが、徒歩圏内などでそちらを訪れてみると良いかと思います。
またこちらの先斗町から新撰組初代総長芹沢鴨が近藤勇一派に暗殺された八木邸は西に行った場所となりますので、新撰組だけを追った京都旅行なんていうのも楽しいかと思います。こちらの八木邸ではまだ家屋内に新撰組初代総長芹沢鴨が沖田総士に斬られる際に太刀振舞った際に出来た刀疵などが家屋内に残っています。とても貴重な歴史の1ページを見ることができる場所となりますので、クラベール的おすすめ観光スポットとなりますので、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
お腹も満たされたし、幕末の獅子たちにも会えたような気がするので、サンメンバーズ京都嵯峨へと戻ることに致しましょう。